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【京都桜見ごろ】2019

2019年3月7日、ウェザーマップは京都二条城で3月23日に開花し、4月2日に満開になり、見ごろは3月31日~4月7日になると予想しました。2019年3月7日、日本気象協会は京都市で3月21日に開花すると予想しました。2019年3月5日、ウェザーニュースは京都嵐山で3月24日に開花すると予想しました。

【京都桜見ごろ 基礎知識】

桜(染井吉野)は2月1日以降の最高気温(毎日)の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開(桜見ごろ)になるとも言われています。また桜は地域によって若干差があるが、開花してから5日から1週間ほどで満開(桜見ごろ)になるとも言われています。なお京都市内では桜の標準木が二条城内にあり、桜が5~6輪以上咲くと開花宣言が出されます。ちなみに京都では桜は例年3月27日頃に開花し、4月7日頃に満開(桜見ごろ)になります。(2010年までの過去の30年平均)

桜の見ごろは気温が深く関係しています。桜の花芽(蕾)は前年の夏場に形成されるが、その後桜は日長(日照時間の長さ)によって生長を止める休眠物質・休眠ホルモン(アブシシン酸(ABA))が作られて休眠状態になり、真冬の一定期間の厳しい寒さが続くと休眠打破され、桜の花芽は気温上昇によって生長を再開して開花し、桜の見ごろを迎えます。ちなみにアブシシン酸は休眠や生長抑制する植物ホルモンの一種です。なお桜の見ごろは地球温暖化の影響により、少しずつ早まっているようです。

【京都桜名所ランキング】

京都桜名所ランキングは観光客などに人気がある桜の名所である寺院・神社などをピックアップしたものです。京都桜名所ランキングに選ばれた寺院・神社などではライトアップ・夜間拝観が行われるものもあり、昼間だけでなく、夜間も桜を楽しむことができます。

※1位 嵐山

嵐山は、「日本さくら名所100選」に選ばれた桜の名所で、ランキング1位は当然かもしれません。しかも無料で楽しめます。嵐山は染井吉野・山桜など約1,500本の桜が植えられています。嵐山は鎌倉時代に後嵯峨上皇・亀山上皇が「日本さくら名所100選」に選ばれた奈良の桜の名所・吉野山から山桜を移植したとも言われています。

桜の見ごろ 3月下旬頃~4月上旬頃

※2位 哲学の道

哲学の道は京都市内で唯一「日本の道100選」に選ばれ、道・疎水・桜の光景からランキング2位は当然かもしれません。しかも無料で楽しめます。哲学の道は琵琶湖疎水沿いに銀閣寺付近から若王子神社に続く約1.8キロに染井吉野など約430本の桜が植えられています。哲学の道は1972年(昭和47年)から「哲学の道」と言われるようになりました。

桜の見ごろ 4月上旬

※3位 清水寺

清水寺は世界遺産、そしてライトアップが行われる桜の名所で、ランキング3位は当然かもしれません。清水寺は染井吉野・山桜など約1,500本の桜が植えられています。清水寺は778年(宝亀9年)延鎮上人が「木津川の北流に清泉を求めて行け」という霊夢によって庵を結んだのが起源と言われています。

桜の見ごろ 4月上旬

※4位 円山公園

※5位 醍醐寺

※6位 仁和寺

※7位 平野神社

※8位 原谷苑

※9位 岡崎疎水

※10位 二条城